フランスアンティークジュエリー、シェルシュミディのブログ

シェルシュ・ミディオーナーのブログ。コメント残してくださいね♪

失われた時を求めて

失われた時を求めて」を最近読んでおります。
なんていうとかっこいいんだけれど、分厚いフランス語で読書しているのではなく、私が読んでいるのはコミック版の日本語版!
マルセル・プルースト、昔からいつか読破したいと思っていたのですが、「今世紀で最も壮大でかつもっとも難関な作品」といわれているだけあって、さすがに難しすぎる。
ずーっと手を付けられずにいたのですが最近出たコミック版、とても評判がいいんですよ!

失われた時を求めて フランスコミック版 第1巻 コンブレー失われた時を求めて フランスコミック版 第1巻 コンブレー
(2007/11/20)
ステファヌ・ウエマルセル・プルースト

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プルーストは彼自身がベルエポックのパリで生涯を送った(生まれたのがちょうど普仏戦争がおわったころ)とても裕福な貴族の出身なので、ベルエポック時代の貴族の生活などを知るのにもってこいです。
コミックだと、寝具とインテリア、洋服などもあーこんな感じだったのか(たぶんかなりカリカチュア化されてはいるのだろうけど)ということも、視覚的に入ってくるので子供などが見ても面白いかも!
翻訳もとても自然な感じです。

ぜひぜひ気が向いたら読んでください。
なんかシリーズ1冊目などは、マルセルパニョルの本(=映画「マルセルのお城」とかの原作)に通じるのどかさがあります。

話はがらりと変わりますが、今日
「そちらで働きたいのですが・・・」
と若い男性からお電話をいただき、そんなことはじめてだったので驚きました。
「売っている品物が好みで」、と言って下さり本当に嬉しいのだけれど、人を雇える余裕なんてまだまだぜんぜんない・・・。
骨董業界って実は今、どんぞことかいわれているんです。
業界自体の業績がひどいので、老舗のお店もじゃんじゃんつぶれて言っている。
はっきりいってアンティークは今、日本で買うのが一番安いとまで言われており、イギリス人のディーラーで日本に買付けに来ている人がいるほど!!!
といわけで、若い人が目指したい業界ではないのかなと思っていたのですが、そうやって夢を描く人もいるんですよね、なんか嬉しかったよ。
いいところが見つかるといいよね。
私もデパートの催事とかいくと、他の業者さんなんか親ほどの年齢で、
「今大変なのに、(あんた若いのに)よくやろうと思ったねー」とかため息混じりに言われます。
まぁ確かに大変だけれど、でも悪いときはチャンスも転がっていたりもするし、今が悪いなら将来よくなるばかりね、とかかなり前向きというかほとんど能天気。
リーマンブラザーズ破綻で世界経済減速とかいわれているけれど、西洋アンティーク(特にフランスもの)を買い込んでいたのは日本人&アメリカ人!
というわけで、案外掘り出し物もでてくるのではないかなーなんて思っていたりします。

実際ヨーロッパのお金持ちって世相が悪くなればなるほど美術品、骨董品を買い込むの。
彼らって経験的に賢いというか、本当のお金持ちってこういうことなんだとか思います(富が富を生む)。

最近アップした商品です。
地中海の真赤な珊瑚のブローチ
珊瑚の中でもっとも高級(というか今では、とれません)
珊瑚のブローチ

これほど典型的なエンジンターニングも珍しいピルケース。
エンジンターン


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SATC(セックス・アンド・ザ・シティ)

ずっと見に行きたかった「セックス・アンド・ザ・シティ」見てきました。
面白かったです〜〜

4人ともさすがニューヨーカー、たくましくて、かっこよかったです。
女の子の中には、二十代前半で良縁で寿退社、みたいにして難なくしあわせを掴めてしまう人もいるかもしれないけど(もちろんその後、いろいろ苦労があるのかもしれないけど・・・)、今の日本女性は往々にしてそうでもないことが多く、したいことも盛りだくさんだから、きっと今後ますますタフになってパリNYの女性に近づいていくのだと思います。

SATCって、誰もが苦労してしあわせんでいく姿がいいのよねぇ。
私はミランダの話がいちばんよかったかなぁ、あとサマンサの「youよりmeを愛してるの、ごめん」っていう箇所なんかはすごく説得力ありました。
キャリーと、アシスタントのルイーズだっけ、の話もよかったなぁ。
目上の人だけじゃなく、自分より若い女の子から大切なことを教えてもらうことってありますよね。
あとは何よりお洋服小物が可愛かった!
秋に向けて洋服ほしいな、来月のパリで時間があったらちょっとは買い物したいなぁ、なんて・・・。

最近アップした商品、イギリスの1930年代ブレスレット。
貴重な昔のシトリン。
シトリンブレスレット

クロワゾネエナメルといういわゆる有線七宝のシガレットケースは、20年代のフランス製です。
クロワゾネエナメル


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恋愛睡眠のすすめ

久しぶりに映画を見ました。
監督ミシェル・ゴンドリーガエルガルシア・ベルナルxシャルロット・ゲンズブール主演の「恋愛睡眠のすすめ」。

ずっともっとロマンティックな映画だろうと思っていたのですが、ガエル君扮するステファンがかなりヘンで笑えました。
前評判のわりに売れてなかったのは、典型的な恋愛映画になってなかったからかな!?
ガエル君が女性の憧れる頼れる男性ではなく、パラノイアに悩まされる頼りない男性っていう感じだったので、むしろ男性がみたらけっこう共感できるのかもーなんて思いました。

私結構好きでした。
ガエル・ガルシア・ベルナルはそもそも彼がかっこよすぎるので、かっこよすぎる役だとある意味つまらなくって、これぐらいダメ!?ヘン!?な役のほうがいい感じ!

新規入荷商品のお知らせ。
マーカサイトxシルバーの指輪。
フランスのアンティークですが、案外浴衣なんかとも合うかも。
花火大会(←もう終わっちゃった!?)にぜひ!

マーカサイト指輪

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7月4日

今日は7月4日、アメリカ独立記念日なんですね。

私が個人的に委託でうけている映画関係の仕事で、最近アメリカ人とやりとりがあるのですが、誰もが
「んじゃ、もう7/4になるから、またねー」とか言って仕事がストップしてしまう。
7/4、現地時間だと明日になるのかな!?

こういう最大の国民のお祭りの日って日本にはないからイマイチよくわからないけれど、フランスなんかでも7/14はやっぱり特別のよう。
やっぱりお休みのときは何をいってもムダですね!

昔、会社員生活をしていたとき(@映画会社)は、いろいろな国の人とやり取りがあったので、時差の関係上、午前中早い時間にアメリカ人と、夕方からヨーロッパと。
その間にリアルタイムでアジア人とコレポン、みたいなかなりすごいことになっていました。
当時は勘弁してくれよー、と思っていましたが、今考えるとある意味貴重な経験かも。。。

シェルシュ・ミディのアンティークのお仕事は、仕入先はだいたいフランス人(たまにベルギーもあり)だから、けっこう仕事しやすいです。
日中は外にでかけていたりしても夜戻れば平気なので便利!
時差があってかえって助かっている感じです。

買付けは現地に行くときしかやっていないみたいに思われているのですが、それ以外も、日常的にいろいろフォローしたりしています。
「○○みたいなのあったら、とっといて」とか、
「在庫薄になってきたから、送ってくれ」とか、
「この前買ったやつ、石にヒビ入ってたよ、お金返して」(←こういうのってクレームつける側もいちばん消耗します・・・)
とか。
買付けは一見華やかにみえるかもしれないけど実はものすごく地味な作業の連続で、でもやっぱり細かくやればやっただけ、いい買付けができるような気がします。うーん。。。
ちなみに真夏はヨーロッパのアンティーク関係はディーラー、コレクター含めてバカンスモード全開。
あまり仕事が進みません。
今のうちフォローして受け取りをして、9月ぐらいから本腰を入れて、10月にまた現地にいこと思っています。


それにしても今日は暑いですね!
本日アップしたアクセサリーは、暑い夏、リゾート地にぴったりのピアスです!
ラインストーンというか、今のラインストーンの先駆けですね。
今のラインストーンより鉛の量が多いため、重量感があります。
オフホワイトx透明な石の競演、バカンスのお供に!

ラインストーンのピアス


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1000 families by Uwe Ommer

この前のパリ滞在時に親しくなった写真家のUweさんより連絡があり、

「ともこ、今、17世紀に芭蕉が歩いた道を写真に収めるという写真集の企画を進めているんだけど、それを一緒に企画している日本のアーティストにともこの連絡先を教えたからよろしく頼む」

だって。

なんか私、いつの間にか彼の日本でのエージェントになっている!?
でも芭蕉が歩んだ道を写真に収めるなんてなんか面白そうだし、日仏間のアーティストマネージメントみたいな領域にもとても興味があるので、
「いいよー、なんか手伝えることがあったらなんでもいって」
と返答。
アンティークに限らず文化・アートにまつわる領域で、いろんな人とのつながりで面白い仕事ができるといいな!


ちなみに彼の最も有名な写真集はこの1000familiesという写真集
アマゾンなどでも購入できるし、世界的なヒット作となった作品。

1000 Families: The Family Album of Planet Earth (Specials)1000 Families: The Family Album of Planet Earth (Specials)
(2000/11)
Uwe Ommer

商品詳細を見る



実は私もまだ見たことないのですが、なぜか彼に会う前にきいたことがある写真集だったので、
ヨーロッパではかなり有名なのだと思う。


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箱根ラリック美術館

箱根の強羅温泉に小旅行。
ついでにラリック美術館を拝観してきました。

普通のちいさな美術館なのかなと思っていたら、とても充実していて驚きました。
ラリックの香水瓶だけでなく、宝飾品、テーブルウェア、灰皿、花瓶、ひいては木とガラスを組み合わせたラリックのディスプレイ用品にいたるまで、いろんなジャンルのラリック作品を網羅。
特に日本ではなかなか見かけることができない、ラリックジュエリーがよかったです。
ラリックは貴石ではなく、アメジストやシトリンなどの半貴石(あともちろんガラス)を好んで使っていて、特に1つシトリンのアクセサリーでとても美しいのをみつけて、「シトリンってやっぱり美しい」と改めて感動!
ラリックって素材を生かしつつ、さらにデザインによってその素材を引き立つようにしているから、本当に見惚れました。

シトリンは鉱物的にはアメシストと同類の水晶系の鉱物。
でも現在ではけっこう着色によって作られているものが多く、私もアンティークのシトリンにであるまでは、シトリンをあまり美しいとは思っていませんでした・・。
アンティークジュエリーで使われているシトリンを見ると、違う石みたいに思うかもしれません。ちょっと濃い目だなと思う方が多いみたいです!

以前ラリック美術館の館長のために、フランス語訳のお仕事をしたことがあったので、いらっしゃったらご挨拶したいなと思ったのですが、思った以上に広大な美術館で、受付でわざわざ事情を説明して・・・ていうのもなんか大げさだしと思い、断念。またの機会に!

新商品のご案内です。
大ぶりブローチ


こちらもラリックが活躍した時期に作られたブローチ。
トパーズ色のようなガラス質の石が本当に美しいです。
クリスタルガラス、もしくはラインストーンのさきがけのようなものだと思います(ちょっとはっきりしませんが・・・)
デザインといい作りといい、すべてにわたってあまり見かけない希少なものです。


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ヒースレジャー急死

ヒースレジャー急死、悲しいです。
ヒースレジャーといい、レスリー・チャンといい、なんでああいう青春映画が似合う俳優ってみんな、早死にするんでしょう。
薬物致死なんて、ヒース・レジャーらしい。

ヒース・レジャーといえば、「ブロークバック・マウンテン」。
ブロークバックマウンテンは本当にいい映画。
男同士の純愛映画、しかもカウボーイってどうよ!?
なんて思うかもしれないけど、だまされたと思って見てみてください。
本当にいい映画だから。
泣いたというより、嗚咽。
こういう愛の形もあるのかもしれない、と思いました、本当に。

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カルティエ gift of love

銀座2丁目のカルティエでやっている、カルティエgift of love
1920-70年代のカルティエの作品が展示されているので、見てきました!
私の好きな20-30年代のカルティエはほんの一部だけれど、一見の価値あり。
意外に遊び心のあるものも多かったりして、かなり楽しめました。

カルティエアールデコ時代に最盛期を迎えていたジュエラーで、私は基本的には脱ブランドということでブランド品は扱わない主義のですが、カルティエだけは別かな。

パリでシェルシュミディの買い付けを手伝ってくれているエミリーもまったく同意見で以前、「うんうん、ブランドものはつまらないからやめよう。でもカルティエだけはちょっと別だよね。単なるブランドとしてはくくれない。」ともりあがったことがある。
値段ははるけれど、いつかアールデコ時代のカルティエアンティーク時計かジュエリーを入荷してみたいと思っています。

この展示、クリスマスまでやっているみたいなので、ぜひ!

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パリ、ジュテーム

ようやく、「パリ、ジュテーム」をDVDで観ました。
ガス・ヴァン・サントや、コーエン兄弟、諏訪敦彦など世界の名だたる映画監督が参加したオムニバス映画。
すごく期待していたんだけど、正直あまり面白くなかったなぁ。
鳴り物入りだったわりには、劇場公開もあっという間に終わり、イマイチもりあがっていなかったもんね。
やはりいくら名匠でも5分では、表現できるものに限界があるのかな。
個人的には「バスティーユ」というエピソードがいちばん好きだったくらいかなぁ。
もっとも私はパリの街が大好きなので、映画はともかく風景を見ているだけで楽しかったけど!

パリは東京の山の手の半分くらいしかないから、けっこう歩いて回れる。先月パリにいったときもちょうどストライキにあたったせいで、いやおうなく歩いたのだけど、本当は自転車に挑戦したかったなぁ。
というのも最近のパリは、パリ市長が環境対策の一環として推し進めたヴェリブ(velib)という貸し自転車がとても好評をはくしているんです。
パリ市が提供しているレンタル自転車で、パリのどこでも借りることができ、どこでも乗り捨てることができる!


話はちょっとそれますが、ユーロ移行後のパリの不動産バブルはかなりのもので、私の友人たちも年齢的に(フランス人は、25歳くらいで買い始める人が多い)その頃にアパルトマンを買った人が多いのですが、
この4-5年で買ったときの2倍くらいになったそう。

特に北駅周辺とかモンマルトル周辺(「アメリ」でおしゃれなイメージがついた地域だけど、娼婦外のピガールに隣接しているし、アフリカ人街でもある)は、以前は移民などが多くて危ないといわれていた地域なのに、パリ市の再開発によってこの数年ものすごい勢いで地価が高騰。

確かに最近、ものすごい勢いで変わっている地域だと思う。
今も場所によってはまだちょっと危ないところもあるんだけれど、活気があって私も最近、パリの北のほうがかなりお気に入りになりつつあります。

昔はパリって西高東低(北と東が安くて、西が高い)みたいにはっきりと豊かな区域と貧しい区域に分かれていたけれど、最近はかなりその境界がなくなってきたそう。
というのもパリのアパルトマンは若いフランス人には高くなりすぎてしまった→若い普通のフランス人カップルが、どんどんと以前は危険といわれていた地域にも住むようになった→再開発も盛んになり、なべてそうした地域の治安は改善に向かっているそう。
危険地域はもっと郊外にうつっているそう。

なんか東京もそうですが、土地の動きって面白いですよねー。
不動産なんて買えもしないのに、不動産屋の前の看板とかみるのけっこう好きな私です。

下記はエジプト風のアンティークブレスレットとイアリングのセット。つけたほうがかわいい。肌なじみがよくて買ったもの。
アンティークブレスレットとアンティークイアリングのセット


私の場合、セット商品はかなりお買い得です。
というのも単品とあまり値段が変わらないから、ははは。
せっかくセットで残っているものが、バラになってしまうのは忍びないので。

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東京JAZZ

昨夜、国際フォーラムでやっている東京JAZZにいってきました。
よかったことはよかったんだけど(特に小曽根真さんとか)。
大きいホールの、照明バリバリのなかでジャズを何時間もきくのに、なんとなく疲れを感じて、友人と途中退出してしまった・・・!

JAZZはそんなに詳しくないのだけれど、1人だけどうしても忘れられないジャズピアニストがいて。
ミッシェル・ペトロチアーニ(Michel Petrucciani)さんという人です。

Complete Recordings of Michel Petrucciani Complete Recordings of Michel Petrucciani
Michel Petrucciani (2002/11/04)
Blue Note


彼は先天性の身体障害をかかえたジャズピアニスト
フランス人だけど、ずっとジャズの本場のアメリカで活躍していました。
二十歳くらいのときに留学していたフランスの街で、たまたま彼のコンサートを運良く聞きにいけて。
それ以来ずっと忘れられなくて、ことあるごとに彼のCDを買い集めていました。
それで、いつかもっと大人になってまた彼のコンサートを聞きにいきたいな、と漠然と思っていました。
でもそれから2-3年後、40前の若さで亡くなってしまわれたんです。
「先天性の障害を持つ人(確かに身長が幼児のように低かった)の寿命としてはそれほど短命というわけではないんだよ」と言われて、そうなのかもしれないなと思ったけれど。
「あー、いくらもっと自分が一人前になり、もう一度彼の音楽を聴きたいと思っても、もうそれを叶えることはできないんだ」と思いました。
だからジャズを聴いていると、「叶えることができない願いというのが、確実にあるんだよな」としみじみした思いで、そのことを思い出してしまうんですよね・・・。うーん。


昨日改めて思ったんですが、ジャズって不完全な音楽ですよね。
不完全な音楽だからこそ、自分の不完全さとか、不完全とかさが否定されない感じがして。
ジャズを好きな人にあまり悪い人はいないんじゃないかな、なんて思ったりします。

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ある秘密/un secret

昨日、随分買ったままになっていた「ある秘密」というフランスの小説を読みました。
数年前に「フランスの高校生が選ぶゴンクール賞」を受賞している、とても評判のいい小説で、映画化されるという話も出ていたので買っていたのですが、忙しさにまぎれて放置してしまっていました。

ある秘密 (新潮クレスト・ブックス) ある秘密
フィリップ グランベール


すごくよかったです。
フィリップ・グランベール(グランベール:Grimbertという苗字はもともとはユダヤ系の苗字Grinbergでnとgを変えることで巧みにフランス風に変えられている)さんという著者の自伝的小説です。
フィリップさんは、15歳になるまで自分が本当はユダヤ人であることとか、自分には本当はホロコーストの犠牲になった兄がいたこととかを周囲から隠されて育っていて、でもなぜだか知らないけど幼い頃から「自分には、お兄ちゃんがいる!」と思い込んでいたそうです。
ずっとその架空のお兄ちゃんに語りかけるように幼少時代をすごしていたのが、あるとき屋根裏部屋に家族の秘密を明らかにするものをみつけて、両親がひたすら隠してきた一族の秘密を知っていく・・・というストーリーです。
以前映画の仕事をしていたとき、エマニュエルベアール主演でこの小説を映画化すると聞いていたので「どうなったかな?」と思い、調べてみたらセシル・ド・フランスリュドヴィーヌ・サニエ主演(監督はクロード・ミラー)で完成したみたい。
来月フランスで公開になる予定だそうです。
ちょうど来月フランスに行くし、見てこよう!と思いました。
日本では配給されないのかなぁ・・・。

それにしてもこんな渋い小説を「高校生が選ぶゴンクール賞」(日本でいう芥川賞みたいな文学賞の1企画で、高校生が一番良いと思う小説を選んだ賞)に選んだフランスの高校生ってすごい。
やっぱりドイツとかフランスって、戦後の戦争教育がすごくしっかりしていて、だから今ではお互い仲良くやれているわけで、それがすごいなと思います。
フランス人の女友達がきいたら、フランス人の国際結婚でいちばん多い相手国、それはドイツだそう。
一見、ラテンの国同士ということでスペイン人やイタリア人との結婚のほうが多いのかなと思っていたのですが、意外な答えでした。
考えたらそれもすごいことですよね。

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インカマヤアステカ展

昨日、インカマヤアステカ展という展覧会にいってきました。

土地柄なのか、南米文明の特色なのか、おおらかなものが多くてよかったです。
々を形にした土像とかが多かったのですが、その様たちが「ふざけているのかい?(いい意味で)」というくらいのんびりした顔で作られていて。
これも当時の文明の特色なんだと思うのですが、頭でっかち&とってつけたようなキバ、ぽかんと空いた口・・・という々の姿がなんともおおらかでした。

こういう品々を本当は野外で見れると雄大なんだろうな、と混んだ美術館内で思いました。
もちろん遺跡は、きちんと管理保存をして、後生に引き継いでいかなきゃいけないものだとういことは分かっているのですが・・・

「ある晴れた夏の日、ごろんと草の上にねそべって、空を見上げるとそこには、ミクトランテクトリ像がそびえたっていた・・・。」
みたいなのが理想的だなぁと思ったのですよ。

思わず口をぽかんとあけて(←おい、おい)見てしまいそうな、リラックスできる南米展覧会で良かったです。
9/24までやっているそうなので機会がありましたら、ぜひ。

展覧会の後、連れに「前々から外国人っぽい顔だなと思っていたけれど、なんかマヤの国の人たちにも似ているんじゃない?」って言われました。
今まで数々の国の人に間違えられてきたけれど、とうとう滅亡してしまっている文明の人たちにも似ていると、言われるようになってしまったか・・・。

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いまさらながらに「マリーアントワネット」

機を逸して劇場公開時にみにいけなかった「マリーアントワネット」をいまさらながらにDVDで見ました!

真面目な人からは「歴史への暴虐」と言われてしまいそうなくらい、世界史の解釈とはまったく異なるMarie Antoinette
大胆に現代風にアレンジしてしまっている衣装、ロックまで流してしまっているサントラ。
ここまでやってくれたソフィアコッポラって、やっぱりあっぱれです!

マリーアントワネットって、おそらく史上最大の女性のアイコンなんじゃないかと思うんですよね。
そんなマリーアントワネットを現代に生きる私たちのためによみがえらせてくれたソフィア・コッポラに感謝です。
少女から大人の女性へのメタモルフォーゼとか、女性・母親・女王としての意識とか、満たすことができない愛情をもてあましているところとか、私もコッポラの解釈に同感できました。

確かに歴史の教科書に書いてあることがどこまで本当かということは、特に人格的な部分に関しては本当のところ分からないわけですよね。

「パンがないならケーキを」という発言が本当はあったかとか、いやなかったとかいう論争はさておき、彼女も1人の少女で女性で、故国から離れて暮らしていた異邦人であったことは間違いないはず。

インテリアも随分ポップで驚きました。
マリーアントワネットってリモージュも愛用していたそうなんですが、この映画は随分現代風にアレンジしてしまっていますよね。
とても18世紀とは思えない・・・。
いつも行っている美容師さんに先日、「シェルシュミディって、つまりマリーアントワネットみたいな感じなんですよね?」と言われて、「だいぶ時代が違うんだよな(私は扱っているのは19世紀以降のものなので)」なんてそのときは思ったのですが、確かに↓なんかは、映画の中でもすんなり馴染めそうな感じですね。

ラベンダー色香水瓶サンルイシャンパングラスパフケースi00011-1.jpg

本当は18世紀ってもうちょっと古臭い感じだったんじゃないかと思うんですけど、それもコッポラの感性でずいぶん斬新なヴェルサイユになっていて素敵でした。


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レゴアート


みなさん、レゴアートlego)ってご存知ですか?
先日友人が彼女の友達で元々ロゴアーティストとして活躍していたKenta Saitoさんという現代アーティストのことを紹介してくれました。
ちなみに斎藤賢太さんのサイトはこちら

なんかですね最近ちょうど思っていた「人っていろんなモノを見るんじゃないか」ということとちょっと重なるところがあって、私はちょっと彼の絵が気になりました。

いろんなものって別に霊を見るとかじゃなくって(笑)。
妄想とか過去とか夢とかいろんなものを見るということ。
それで実際に幻覚を見たりデジャヴの感覚を味わう人もいるだろうし、別に特段そういうモノは見なくても、人ってけっこう簡単にいろんな気持ちになったりする。
いろんなモノを見るというより、いろんな見方をするといってしまえばちょっと乱暴になってしまうけど分かりやすいのかな。
それで思いました。画家ってそういうものを描いているんだって。
久しぶりにそんなことを考えさせられました。
ちょっと抽象的な話でスミマセン!

メールマガジンvol3を発行しました。よろしければこちらからご覧ください!

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善き人のためのソナタ


善き人のためのソナタ」というのは、私が以前していた映画の仕事で最後に手がけたドイツ映画なのですが、その主演俳優ウルリッヒ・ミューエさんが亡くなったという訃報がありました。
ドイツ時代の話だったのですが、当時いつも頭のかたすみにこの映画のことがあったというくらい強烈な話で、ミューエさんのシュタージ(当時の秘密警察)に関する実体験と映画が残酷なまでにリンクしていたので、いつの間にか私のなかでミューエさんががこの映画そのものみたいに思えていました。
この訃報の知らせに、重い金具で頭を叩かれたような感じです。
言うことができるのは「ご冥福をお祈りします。あの映画をありがとうございます。」ということだけ。
本当にご冥福をお祈りします。

ちょっと重たい話をしてしまいましたが、ショップのことではいいお知らせです!
以前から進めていたHPのリニューアルがようやくできました!例えば
カタログページ
アイテムページ
みたいに商品を探しやすくなったり、関連商品を見つけやすくなったりしていますのでぜひのぞいてやってください。
またクレジットカード決済にも対応できるようなりましたのでよろしくお願いいたします。


先日アンティークバッグピルケースを何点か入荷しましたので、近日中には新規入荷商品もご案内できそうです。


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「ボルベール」と「魔笛」


久しぶりに映画の話なのですが、ようやく「ボルベール<帰郷>」を見てきました。
久しぶりにそのすべてを好きになってしまうというような映画でした!

私たちのなかにある何より強い愛についての物語。
よくスペイン人にとって生と死は紙一重というけれど、この映画では死によって生が活かされていく。私たち日本人にとってはちょっとまねできないほどの情熱と生命力に心を打たれ、それがなぜ帰郷であるかが分かりました。

そしてペネロペ・クルス!映画のシンボルカラーである黒と赤の中で異様なまでに映える美しさ。もうこんなに美しくて大丈夫なのでしょうか・・・(笑)
まだ見てない方はぜひ。女性であるなら絶対見に行ったほうがいい映画だと思います。すべてを包み込み、どのような局地でも消えることのない情愛を持った女性たちの話です。


あとちょうど海外批評の翻訳をお手伝いさせていただいた下記の2本の映画も公開中ですので、機会がありましたらぜひご覧ください。

ケネス・ブラナーの「魔笛」:モーツァルトの「魔笛」をイギリスの異端ケネス・ブラナーが英語で実写版をとったもの。
いろんな資料を読む中で、私は今回恥ずかしながらはじめて彼がフリーメーソンという秘密結社の教えの熱烈な信者であったことを知りました(日本ではあまり有名なエピソードではありませんよね。)
魔笛のストーリーには本来、フリーメーソン的な教えが色濃くでていてメロディーにもフリーメーソンの建造物のラインの高低が反映されているという説さえあります。ですが今回ブラナーは「魔笛」はそういうフリーメイソン的なところはおさえてより普遍的な解釈で映画を撮ったそうです。
美しいオペラが流れつづける、心癒される映画です。

もう1本はアキ・カウリスマキの「街のあかり」:知る人ぞ知るフィンランドの巨匠。いつもグフフと笑わせてくれる社会派の映画監督です。
「あはは」じゃなくて「ぐふふ」と笑いたい人なら絶対満足するはず。
この映画にでてくるミルヤという悪女が最高です。

ボルベール<帰郷>」でペネロペ・クルスがレストランの料理人をやるシーンがあり、これがまた素敵でした。
シェルシュミディにあるキッチンアイテムは以下のものくらい。
もっと揃えたいですが、今そろえるとなぜか赤と黒のものばかり選んでしまいそうです・・・。もっとも赤のアンティークなんて戦前はなかなかなさそうですが。

アールデコソルトボトルアールデコソルト入れ黒ガラスのボンボニエールアールデコソルトペッパー

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ヴィム・ヴェンダースからトニー・レオンまで


昨夜、恩師のフランス語の通訳の先生に連れられ、新宿のバー、「ラ・ジュテ」へ。
「La jetee (ラ・ジュテ)」とはもちろんクリス・マイケルの往年のカルトフランス映画からきているのですが、急な階段を上がった三畳一間くらいのこのBarは、知る人ぞ知る映画界のカルト的バー
今では超有名になってしまった世界中の映画監督が若き頃に東京に来たとき必ずや立ち寄った、業界関係者&シネフィルに今でもこよなく愛されている場所。

タランティーノ、ヴェンダーストニー・レオン、私の好きなフランス映画界では、セドリック・カーンやブリュノ・デュモンなどなど。
映画界の著名人が、東京で過ごした楽しい時間の痕跡が残されたボードブックなど、そこに流れる映画への愛と情熱。

作り手とか見る側とか、プロとかアマチュアとか関係なく、映画というものにどれだけ多くの人の愛情が注がれているか、そんなことを肌で感じさせる場所です。


私も大好きな「花様年華(かようねんか)」トニー・レオン



このBarにはフランス人がよく集う、ぜんぜん関係のないお兄さんたち。
ここのBarにはフランス人が多い


月曜からの3日間(7/9-11)出展するアンティークフェアの詳細がやっとわかりました。

場所:新宿駅西口広場ガラス扉のイベントコーナー「骨董アンティーク市」です。
地図は東京都道路整備保全公社のページをご覧ください。
お問い合わせ:03-3373-3703
3日間、終日やっていますー。ぜひあそびにくてください!

また先日発行しましたメールマガジンをサイトにもアップしましたのでよろしければご覧ください
アンティークマガジンvol.1



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西麻布でJAZZのイベント


昨日、友人が主催していたBeauty Barというイベントにお邪魔してきました。
西麻布のBarで2時間ほどジャズの生演奏+お酒+フィンガーフードという贅沢でアンニュイなイベント。
夕方から夜のはじまりにかけての時間というのは、私にとっていろいろな意味で「落ちる時間(睡魔とかけだるさとか、思考の溝みたいなのものに)」みたいで、疲れた身体にジャズとお酒がよく効きました。

音楽は何かの拍子にぐっと身体に効くから不思議で、私の場合それは自分の疲労具合と関係しているような気がします。

そうそう、それで演奏してくれた曲の1つに、ヌーヴェル・ヴァーグを代表する名作「男と女」のテーマソングがありました。
あの映画のアヌーク・エーメの美しさは、頭にこびりついて離れない映画シーンの1つです。
静かで破壊的・・・。私が男性だったら死の前に目に浮かんできてしまうそうな顔なのです。

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カンヌ映画祭を思いながら・・・

まっちゃんの映画が出展されているとかで、今年のカンヌもりあがってますねー。
カンヌ映画祭には、映画会社につとめているときに何回か出張にいかせてもらいました。
映画業界の人でさえ何十年勤めていてもいけない人もいるくらいだから1年目で行かせてもらった私はうらやましがられたし、実際とてもラッキーだったのだと思うけど(単にフランス語ができる私がいると何かと便利だったんだろう・・)、数ある映画マーケットの中でも出張先としてのカンヌはとてもハードなところです。

ミーティング場所が何箇所にも分かれているし、フェスティバルとマーケットがごちゃごちゃになっているし、映画祭にかこつけてカンヌ市内のレストランやホテルは値段が2倍にも3倍にもなっている・・・。
ダブルブッキングなんかも当たり前だし、ただでさえサービス精神のないフランス人の愛想のないことといったら・・・。

華やかなのはフェスティバルの1部だけでマーケット関係者はあせだくのままTシャツにスニーカーでトイレにもいけずに飛び回っている・・・。
時期的にゴールデンウィークが出張準備で台無しになり、誕生日が移動日にかさなったりとふんだりけったりだった・・・。
だけど今、こうしてニュースとかできいているととても華やかな場所のように思えてくるから不思議。
いまだったら行きたい!(観光客として)

ちなみにまっちゃんの映画「大日本人」が出展されているのはコンペ部門ではなく、監督週間という映画祭的にいえばワンランク下のジャンル。
各国のちょっと変わったネタのものとか新進監督の作品とかが紹介される部門です。

アジアの監督でもウォン・カーウァイとかホオ・シャオシェン北野武くらいになるとコンペに出ます。

まっちゃんの映画、ネタは面白そうだけど「TV映画の延長とか、才能ないのでは?」なんて言われているみたいですね。。。

まだ見ていないけど確かにそんな感じのを作りそうだなと思います。
やっぱり芸人とアーティストは一線を画すというか、どちらがいいとか悪いとかじゃなくてまっちゃんがアーティスティックに完成度の高い映画を作るとは思えません。。。

そう思うとやっぱり北野武がすごいんでしょうね。。。
彼はもしかしたらたまたま芸人になっただけでもともとは芸術家肌なのではと思ったりします。
今年は誰がパルム・ドールをとるんだろう。。。

でもあれですね、日本人って、「芸能人のだれそれがカンヌに行っている」とか、「カンヌカンヌ」とか騒ぐけど、実際カンヌパルム・ドールグランプリをとる作品ってほとんど誰も見に行かないんですよね。
単なるカンヌのネタが好き、みたいな。 でもやっぱり映画祭の意義って世界のセレブが集まるということではないし、やっぱりパルム・ドールをとった作品とかってやっぱりその時代に見るべき映画の1つではあるのです・・・。

なので今年は何がとるか傍観しつつ、公開された暁にはみにいこうと思います!

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「アメリ」に振り回される人生

私が2月まで働いていた映画会社の宣伝の女性から、つい最近会社を辞めたという知らせをうけ、思わずホロリ。
入社以来なにかとお世話になっていた先輩だったし、最近すごく悩んでいたことをしっていたのに、バタバタな毎日の中でなんの力になれず・・・どうしているかな〜?と思っていた矢先に届いた知らせだった。

「でもなんかすっきしたよー」と聞いて、私まですっきり!
 私もこれまでなんだかんだいって3分の1くらいモヤモヤが残っていたような感じだったのだけれど、それが彼女のそんな台詞でなぜか消えていって、不思議なものだなと思った。

今考えてみると、私が彼女がこだわっていたもの、それは多分会社じゃなくて「アメリ」だったんだと思います。
私が勤めていた会社はもともとは本当にほそぼそとやっていた小さな配給会社で、それがあの「アメリ」の空前の大ヒットで自社ビルまで買って一時期ノリノリになっていて、「アメリ」がその会社やそこで働いた人に及ぼした影響ってこっけいなほどすごかったんでう。
会社全体がまた「アメリみたいな映画を買うぞー」とかいて張り切りってものの見事に失敗したり、「やっぱりアメリみたいな作品は二度とできない」なんていじけてみたり・・・。
実際に「アメリ」で一躍有名になって自分の会社を起こした男の先輩もいたし、私なんかは「アメリをやった会社」だからおしゃれなフランス映画ができるんだーと思い込み入社して、実際には似ても似つかない変なフレンチコメディーとか渋めのドイツ映画とかばかりやらされて、よくぶーぶー言ってました・・・。


アメリの夢」とか、「アメリみたいなのをやりたいー」みたいなのにこだわっていたんだと思います・・・。
来日のときにジャン=ピエール・ジュネに泣かされ、オドレイ・トトゥに慰められた彼女なら思いはいっそう深いんだろう。
よく分からないけど会社は「アメリ」時代をささえた”会社の顔”みたいな人をまた失ったんだと思う。
でも人も変われば会社も変わる。
狂ったように働いていた彼女も結婚や出産などをへて随分としあわせそう。

オドレイ・トトゥもあれから大出世して「ダ・ヴィンチ・コード」なんて出るほどになったんだし!
よく「この映画を見て人生が変わった!」などと言っている人たちがいるけど、ある意味「アメリ」はもっとリアルには私たちの人生を変えたのです、というか振り回されたと言うか・・・。

そして会社もやめ心機一転した私だけど、実際今、フレンチアンティークショップをやろうとして頭でイメージングするのは"大人になったアメリの部屋”!
パリのアパルトマンを自分の宝物で飾っていたアメリも今ではもう30歳くらいになったはず。自分の部屋を、あるいは恋人との部屋を今ならどんな風に飾るんだろう。
というわけで、コンティニュイティーとして「アメリ」は私の人生にまだまだ影響を与えそうで、「アメリ」のくれた夢をまた別の形でかなえたいと思います!

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